輪島塗は修理して何度でも使えます。

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先日、お客様から、「割烹料理店や高級ホテルで取り扱われるというその良さは何ですか」という旨の問い合わせをいただきました。
料理店での使用でなくても、輪島塗は日常に使う汁椀も、何度でも修理し直して使い続けることが出来ます。
昨今、料理店やホテルでの使用はそれほど多くないと思いますが、お客様のご質問には次のようにお答えいたしました。(「輪島塗の良さ」についての説明から始めています。)
■ 輪島塗の良さについて
輪島塗の特徴を簡潔に言い表すのに「堅牢かつ優美」という言葉がよく使われます。
つまり、漆器として大変丈夫(堅牢)であり、かつ、美術的にも優れているということを、表しております。
輪島塗が丈夫であるのは、通常「輪島の地の粉」の使用と「布着せ」がされていることが理由に挙げられますが、そのほか、下地から中塗り、上塗りまで、何度も「塗り」⇒「乾かし」⇒「研ぎ」が等が繰り返されて丁寧に塗り上げられていくことなど、製造の各工程の技術が大変しっかりしていることにあります。
加飾も合わせて、「輪島塗124工程」と言われるように、
製造には数多くの工程があります。
実際、汁椀など、食器を毎日使用していると、
大変しっかりした漆器であることが実感できます。
輪島塗が優美であるのは、上述した通り、塗りの技術がしっかりしている結果、塗り自体が非常にきれいであることに加え、沈金や蒔絵といった輪島塗における加飾の技術が優れているからです。
勿論、加飾の意匠によっては個人的に好みがあるでしょうが、ご覧頂ければ(できれば数多くご覧頂ければ)、美しさ、技術の高さは実感できます。
近年、職人さんの数が減ってきてきているようですが、輪島塗は、上述の水準の高い技術を、多くの職人さんによって、まもられてきたと言えます。
■ 割烹料理店等で良く使われることについて
料理店が輪島塗を使うメリットとしては、良質の漆器である「堅牢優美な輪島塗を使う」ということの他に、輪島塗を修理すれば、また新品同様の外観になって使用できるところにあると思います。
料理店などでは、使い回しが激しいので、堅牢な輪島塗を丁寧に扱っていても、傷んできたりします。落として、ヒビが入ることもあると思います。
が、輪島塗は、下地がしっかりしているので、よほどひどい扱いをしなければ、何度でも修理して使い続けることが可能です。
漆器が傷んでも新しく購入せず、修理をすることで使い続けられるので、経費を節約できます。
いいものを修理して何度でも使うことができる。この点が、重宝される理由ではないかと考えます。
もっとも、最近では輪島塗をそのように修理して長く使ってくださる割烹料理店も以前に比べて、かなり減ってきていると聞いております。具体的な数字など、詳細は分かりませんが激減しているのではないでしょうか。
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以上のように、お答えしました。
不注意で落としてちょっとヒビが入ったり、欠けたりしても、修理して何度でも使える輪島塗の食器はエコ食器とも言えます。
▼ 輪島塗の修理についてはこちら↓↓↓
https://www.wajimanuri.jp/shuuri
▼ 輪島塗の取り扱い注意はこちら↓↓↓
https://www.wajimanuri.jp/about/toriatukai

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輪島塗のコーヒーカップで大好きな珈琲を!

この頃あわただしくしているせいか、なんかコーヒーの味がイマイチです。

慌ただしいからコーヒーの淹れ方が雑なのか、慌ただしいから味わう余裕がないのか・・・・。

カップも、いつもきまった輪島塗のコーヒーカップで飲んでいたのに、気がつくと食洗機用のマグカップでばかり飲むようになり・・・。

原因はともかく、、、  愛用の輪島塗コーヒーカップでの珈琲タイムを復活させました。

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愛用の・・・といっても、元々試作品。

思い描いた無地のカップができなかったものの、使い始めているうちに、だんだん愛着を感じてマイ・コーヒーカップに・・・。

もう、3~4年になるでしょうか・・・。

コーヒーカップは朱で、スプーンは後から本朱のものを付け足して使っています。

・・・やはり、漆のカップは手触りから雰囲気が違ってきて気のせいかコーヒーの味も復活!!

マイ・コーヒーカップで飲むときは、コーヒーを淹れるときから気持ちが違うのかな・・・。

ところで、今年のクリスマスケーキも、地元で人気のケーキ屋さんで買ってきました。

ピースのクリスマスケーキです。

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あんまりかわいいので、去年から写真に撮り始めました。

↓こちらは去年の、”ノエル”?のケーキです。

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美器穂留都のウェブサイトの
輪島塗の洋食器のページはこちらでご紹介しております。
輪島塗 コーヒーカップのページはこちらです

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屠蘇のいわれと屠蘇器

本ページでご紹介の商品は、美器穂留都での販売を終了しております。

子供の頃、年の瀬にお薬屋さんに行くと、屠蘇は無料でもらええたものでした。

昔は、医者が暮れに「屠蘇散(袋入り)」を配ったとも聞きます。

いまでは、年末にお薬屋さんやドラッグストアで販売されています。

屠蘇をもらうか買うかの違いですが、こんなことからも、時代とともに年の瀬の風情も変わったように思います。

輪島塗 屠蘇器 扇面に水蒔絵 折ヱ門作 (盃の部分)

輪島塗 屠蘇器 扇面に水蒔絵 折ヱ門作 (盃の部分)

■ 屠蘇とは、もともと中国の風習だったようで、「一年の邪気や悪鬼を屠り(ほふり)、生気を蘇らせ(よみがえらせ)齢(よわい)を延ばす」という意味だそうです。

■ 日本では、平安時代から屠蘇をいただいていたようで、山椒、防風、白求、桔梗根、肉桂皮など、約10種類の薬を調合し、紅絹の三角形の袋に入れて、みりんに浸し、それを酒の中に入れて正月を祝ったようです。

松の内を過ぎると、残りを井戸に投じて、この水を飲むと水あたりをしないと言われました。

■ 明治以降は、市販の「屠蘇散」(袋入り)を酒やみりんに浸し、朱の盃で飲むようになたようです。

■ 屠蘇器の置き方

屠蘇器は、食卓に出すまでは、床の間の脇床に、正面が見えるようにして置いておきます。

輪島塗 屠蘇器 松島蒔絵

輪島塗 屠蘇器 松島蒔絵 木地紅峯作

盃は左で、お銚子は右に置きます。

▼ この頃は、テーブルの上でも使いやすいように、高さの低い、シンプルな屠蘇器もあります。

輪島塗 角銚子 〔漆器・屠蘇器〕

■ 屠蘇の注ぎ方

屠蘇は、飲む方の右側から注ぎます。

■ 屠蘇を飲む順番

屠蘇は、若い人(年少者)から順次年長者へと飲みます。 これは、若い人の力を年長者がもらう(飲みとる)という意味があるようです。

■ 屠蘇の飲み方

両手で盃を持ち、薬指を高台に掛けて飲みます。三三九度のように分けて飲む必要はありません。普通に飲んでください。

◎ 甘ったるいお屠蘇よりも清酒が美味しい・・・・などと思ったこともありますが、年に一度、お屠蘇独特の、薬っぽい香りのお酒を飲むのも、年の初めの風情かもしれません。。。。。

邪気を払い、生気を蘇らせ、
力強く新しい年を始める!!

こころの区切りでもありますね。。。

輪島塗オンラインショップ美器穂留都 (みきほるつ)

※ 輪島塗オンラインショップ 美器穂留都(みきほるつ)、及び輪島塗セレクトショップ 美器穂留都(みきほるつ)での本ページ掲載の屠蘇器はの掲載・販売は2023年前半に終了致しました。(追記:2023年8月9日)

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還暦祝いに思うこと(1)・・・昔 贈った胡蝶蘭

美器穂留都のネットショップのお買い上げで特に多いのが、「還暦祝い」の贈答品です。

その還暦祝いの贈り物の中で最も多いのが、お子様からご両親様へ贈られる場合です。
若いご夫婦で、ご両親様に贈られる方。

小さなお子様のおられる方の中には、お子様(ご両親様からはお孫さん)のお名前も一緒に熨斗に記入されたり、お子様(ご両親様からはお孫さん)のお写真を商品の箱にお入れするよう希望される方もおられます。

息子さんが、お父様にぐい呑みを贈られたり。。。。
お母様に名入れのお椀を贈られたり。。。

ご注文を頂く度に、お客様のご両親様への優しい気持ちを感じることが多いです。
そして、その都度「自分は親孝行しているかな。日頃親を大切に、優しくしているかな」と思い返します。

両親の還暦は、もう随分と昔のことになりました。
母の時は、私を含め子供が3人ですので、3本立ての胡蝶蘭を贈りました。
お正月生まれの母の為に、サプライズしようと、年末に胡蝶蘭の受け取りと隠し場所に工夫をしたのを覚えています。

プレゼントはしたものの、今でも、心温まるご注文に接すると、”親孝行”を考えます。
お仕事を通して、いろいろと自分を振り返ることができ、ありがたく思っております。

▼ 輪島塗の夫婦椀・・・店長の予想を超えて意外と人気です。
輪島塗 飯椀の夫婦椀
本ページでご紹介の商品は、美器穂留都での販売を終了しております。

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“輪島塗 吸物椀”の撮影をコンパクトデジカメで挑戦!?

先日、豊中商工会議所の商材撮影講習会に行ってきました。

■ 運営している輪島塗のネットショップに掲載している商品画像は、 現在、ほとんどがプロのカメラマンさんに撮っていただいています。
ですから、自分で写真撮影をする必要はないのですが、今回は、「自分のカメラと商材持参で参加してもらっていいですよ」とのことでしたので、”コンパクトデジカメでどこまで輪島塗を撮影できるのか”というテーマを自分で作って参加してきました。
ダメ元での再挑戦!・・というところです。

■ かつて、ネットショップを作り始めた頃は、自分で撮影し始めていました。
無地の塗り立て仕上げのお椀はなんとか撮れていた(撮れたつもりになっていた)のですが、蒔絵加飾の吸い物椀を撮影する段階でギブアップ!
何度撮っても、思い通りの画像ができず、徒労の連続・・・・→ 結局、「これはプロに任せるしかない」と・・・。

■ 蒔絵を施した吸い物椀は必ず呂色仕上げです。 呂色仕上げは漆器の表面をつるつるの艶のあるものにします。
呂色仕上げの黒のお椀は、もう、それこそ”黒い鏡”です。何でも綺麗にお椀に映り込ませてしまいます。
しかも、お椀は球面状ですから、周囲の物を余すところなく映り込ませてしまうんです。

■ 講習会では、会場に簡易撮影セットが用意してありました。(これを撮っておけば良かったです。)
いろんな説明を聞いた後、実習です。撮影セットに輪島塗の吸い物椀(蒔絵加飾・呂色仕上げ)を置いて、フラッシュなしでコンパクトデジカメで撮影してみました。

輪島塗 吸い物椀 蒔絵加飾
輪島塗 吸い物椀 蒔絵加飾

やはり、映り込みが出てしまいました。部屋の天井の光源が映っています。周囲の人も撮影者も映っています。

このサイズ程度なら、映り込みがあっても何とか雰囲気はお伝えできる写真かもしれませんが、やはりショップには使いにくいかも。。。

このサイズばかりで掲載するわけにもいきませんし、映り込みのない写真も欲しいですし・・・。

実際、photoshop Elements や Fireworks でプロのカメラマンさんに撮っていただいた画像と見比べてみると・・・

当然その画質の差は”歴然!!”

■ 講師の先生に吸い物椀を見せると、「撮影の難易度から言うとこれは最高!!」と言われ、「早々にプロに頼んだ自分の選択は正しかった!」と、勝手に一人で納得。

■ 以下は、講習会で学んだこと・・・わずかな学びですが・・・

1.小さい物は広角で撮ると形が変形してしまって見えるから、
望遠で撮ったほうがいい。
2.光源は点光源でなく面光源がいい。
3.フラッシュは直接当てるのではなく、
反射させて被写体にあてるのがいい。
4.レフ板を使って、いろいろ試すのがいい。
5.屋外で写すときは、晴れよりも曇りの方がいい。
(例:車やバイクなどの撮影)
6.屋外で写すときは、撮影時間や被写体、
カメラの場所をいつも同じ条件にしておくといい。
7.朝の光と夕方の光とでは色が異なる。朝は青っぽい色に写る・・・。
8.・・・・・・
・・・・と、いろいろです。

が、一番面白かった話は、『見切れ』のお話。

人間の脳は、欠けている部分を補おうとする性質がある

・・・ということで、↓こんな風にお皿を全部写さずに、端を切って、
『見切れ』で撮ると広がりが感じられる写真が撮れるそうです。
広がり、感じてもらえますか?

大福

大福とお皿は講師の先生が用意されたものを撮っています。
いろいろ撮ってみました。どれか美味しそうに撮れてますかぁ?

大福
↑たぶん、フラッシュをたいて撮った分
大福
↑たぶん、フラッシュなしで撮った分

長々としたブログ記事になりました。
・・・・ここまで、お読みくださった方、ありがとうございます。
m(_ _)m
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