漆器は扱いが面倒なのではと思われる向きは、まず汁椀をお試しください。毎日手にして使うことで漆や木の器の味わいや暖かみが手から馴染んできて、使う愉しみが深まります。 扱い方は柔らかな布やスポンジなどで(洗剤を使う場合は中性洗剤で)普通に洗って、優しく拭くだけです。
輪島塗は大変丈夫に作られていますので、長くお使い頂いてもきれいな姿を保ち続けます。丁寧にお使い頂ければ、毎日使う汁椀でも、一生お使い頂けます。
塗り直しが必要な場合でも、せいぜい一生に1~2度ではないでしょうか。
最初はちょっとお高いと思える漆器も、見方を変えるとエコでもあり、非常に経済的ともいえます。
輪島塗の製造工程は、木地作りから下塗り、上塗り、沈金や蒔絵の加飾に至るまで、すべてを合わせると124工程とも言われています。
124工程とも言われる輪島塗製造の各工程を手を抜かずに仕上げられております。伝統の技を忠実に伝える、輪島塗を愛する人々によって作られた、輪島塗を愛する人々のための輪島塗です。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
木地の製造 (輪島塗のお重) | 輪島塗の布着せ (椀木地の上縁に布着せ) | 輪島塗の下地 | 輪島塗の沈金 |
※ 「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」について本ウェブサイト内の輪島塗とはに記載しております。
※ 消費者として「輪島塗」とは何かを考える手がかりとして「伝産法」と「地域団体商標 輪島塗」があることを、Facebookへ投稿 しています。
受注生産について 輪島塗は、もともと受注生産が基本です。通常、完成品として置いている在庫はわずかです。大概は、中塗りの段階、あるいは仕上げの直前の段階や、加飾だけを残した状態で待機させています。ご注文毎に生産、あるいは仕上げを行ない完成させた輪島塗をお届けいたしております。製造過程のどの段階で待機させておくかは商品毎に異なりますので、ご注文からお届けの期間も、商品毎に異なります。お届け期間については、各商品ページに掲載の「商品情報・仕様」の”お届け時期の目安”をご参照下さい。 |